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◆神原からひとこと

12年間、ヨーロッパでの研鑽を積み、戻って参りました。

ヨーロッパで培ったことは、音楽が生き生きしていて、それは奏者がまるで会話をしているかのように、それぞれの時代やスタイルに則って、音楽の語法を巧みに駆使しながら、ハーモニーを奏でること、そして何よりもそれに説得力があること。そんな演奏スタイルです。

そして何よりも、音楽、作品、共演者、周りの方々に対するリスペクトと感謝の気持ちです。

共演者の能力が発揮でき、相乗効果が得られるよう、心理的なアプローチの仕方を多く学びました。

今回設立したCMAでは、実際に、学びの場として、専門家の助言を受けながらコンサートを迎え、生き生きした音楽を聴衆の皆様にとどけること、室内楽の楽しみを知っていただく事、味わっていただく、といった素敵な時間を提供します!

是非、コンサートに足をお運びくださいね!

神原玲奈(コウハラレナ)

4歳より相愛音楽教室に学び、兵庫県立西宮高校、相愛大学を卒業後スイスに渡り、バーゼル音楽院及びルツェルン大学にて国家演奏家資格を取得。 オーケストラおよびヴァイオリンとヴィオラの指導に関する教育学修士課程を修了する。 スイスとイギリスにて教育活動をおこなうほ か、国内及びヨーロッパの様々な音楽祭に出演。また 2 年間フランクフルト郊 外にあるアルタナ文化財団所有 Museum Sinclair-Haus において‘’アートを教 える教育者のための勉強会‘’に参加しながらワークショップの構成方法を学 ぶ。

またこれまでに、加納千春、故 東儀幸、小栗まち絵、Sebastian Hamann、Isabel Charisius(アルバンベ ルク弦楽四重奏)、今井信子、故 Walter Levin(ラサール弦楽四重奏)、Rainer Schmid(ハーゲン弦楽四重奏)各氏の下、またルツェルン交響楽団にて研鑽を 積む。2016 年 12 月に日本に完全帰国してからは、教育活動を行う傍ら、 2017年より2年間、一般財団法人 小野文化財団にて代表理事アシスタント を務めながら、マスタークラスやワークショップの企画運営に関わる。

19/20 シーズンより兵庫芸術文化センター管弦楽団・レジデントプレイヤーを務めてい る。

◆ホームページ :www.renakobe.com